独り旅って、わざわざタイトルに付けるまでもなく、いつも一人なんですけど(笑)
今回は二泊三日でベルギーへ行って来ました。本当にフラッと気軽に隣の国に行けるデュッセルは良い環境です。
予算は交通費・ホテル代・食事代・全部で2万円だったのですが、5千円オーバーしてしまいました(汗;
ヨーロッパに来てから、すっかりと芸術&歴史モードになっています。
美術館、クラシック、オペラ、歴史的なアーキテクチャー、そして今回のバレエ。
通りかかったオペラハウス
どうしても中に入ってみたくて、インフォメーションセンターへ行ってイベント情報を調べてみました。
そしたら、ピッタシ!「ベルギーロイヤルフランダースバレエ団」が開催中。
それがどんだけ凄いバレエ団かも知らずに3階席のそこそこの料金のチケットを買って、中に入りました(笑)
椅子はこんな感じ。
これは天井
観客席はこんなに豪華!
ステージの前にはオーケストラが。当然、開始直前に指揮者がやってくる。
そして開演。この中には日本人のバレリーナ、しかもプリンシパル の齊藤 亜紀さんが踊っていました。凄すぎる!!
人生で初のバレエ鑑賞でした。何百年も歴史のある建物で、日本は徳川幕府の前期の時代。昔の貴族達はどんなオシャレをしてここの席から何を鑑賞していたのだろうと思いながら。。。
指揮者がいてオーケストラが演奏し、これだけのレベルの高い演奏者によってストーリー性のある音楽が流れる。
そんなたくさんの人達が僕の目の前で演奏し、その素晴らしい音楽の前で世界最高峰のバレエ団が踊っている。
こんなに鳥肌が立ち、感動という小波が胸の奥から揺れ始めて、涙腺を通って眼の奥から涙が溢れてくる気持ちにを味わったことって、過去にあっただろうか。
ここで演奏している演奏家が、今までどれだけ練習してこのオペラハウスで演奏できるようになったのか。
ここで笑顔で踊っているバレリーナ達が、どれだけ辛い練習をして、涙を流しながらライバルに打ち勝ち舞台に立てるようになったのか。
その苦労と努力を考えた時、自分の目から涙が流れてきました。
何でも一番を目指すというのは、一般の人が想像を超える努力をしているものだから。
最初は、「このオペラハウスの中に入りたい」という単純な気持ちで始まった、このバレエ鑑賞。
思わぬ所で感動の渦に巻き込まれる機会に巡りあえて最高でした。