ドイツ人のヘアーサロン。

日本の美容室の技術レベルは、とても優秀だと感じます。

ただし、アジア人の髪を切らせればの話です。

ドイツもヨーロッパもアメリカもオーストラリアの美容師さんに、アジア人の髪を切らせると…それはビックリするような仕上がりになると、海外で生活している人であればご存知のことと思います(汗;

以前、オーストラリア人の女の子と話をした時、日本にワーホリで一年間住んでいて、彼女曰く「どうして日本の美容師はみんな下手なの?」と。。。

どういう事なのか詳しく聞いたところ「1cmだけ切ってとお願いをしただけなのに、もうたくさん梳(す)いてしまい、家に帰ってからブローができなく、私は一週間は外に出れなく、泣いていたの」と。

一概に「日本人が上手」とか、「西洋人が下手」とか決め付ける事ができないなと思いました。

僕は日本もオーストラリアも両方の専門学校を出て、両方のサロンで働いて現場を見てきたので、何が違うのかがよく分かります。結局はお客さんが求めているものが西と東では全く違うのと、髪質や骨格が違う、美的センスの違いなど、もう全然違うので仕方がないです。

日本は独自のカット理論、カラー理論、パーマ理論を、この30年の間で確立させてきたので、世界の理論とは離れていますので、日本で教育を受けていない場合は、一般的な日本のスタイルすら難しいのではと思います。

ただ、言えることは、日本人の手先の器用さは世界一でしょう。西洋の理論と技術、西洋人の流行や好みを把握すれば凄い事になること間違いなし!!

そういうわけで、ドイツ人に限らずヨーロッパ人の美容師さんに切ってもらう時は、それなりの覚悟が必要です。もしくはネタとして経験するものよいかと!