海外にいながら日本の流行を。

昔、一緒に働いた美容師さんが、海外生活10年以上という人で、技術が10年以上のままで止まっている美容師さんでした。

それを見た時に、自分はこうなってはいけないと反面教師じゃないですけど…、学びましたね。

なので、オーストラリアにいた9年の間は、毎年日本へ帰り、実際の人たちはどのような髪をしているのか、カラーはどんな色なのか、メンズは?レディースは?どんな感じ?と街中のカフェで「髪型ウォッチング」をしてました。

もちろん友人や後輩のサロンにお邪魔したり、専門学校へ訪問して新しい情報を得たりと、海外にいながらも常時日本の流行に敏感になっていないとダメなんですね。。。

今は、動画で新しいテクニックを見ることもできるし、スカイプをつかってLAとTokyoの美容師さんと情報交換したりできるので、インターネットって本当に有り難いですね。。。

ある程度の経験を積んでしまえば、ほんのちょっとのバージョンアップで済むので、そんなに大変な苦労は必要なく技術を習得できちゃいます。問題なのは、その「ある程度の」レベルに達するまでが大変なんですよねー。

例えば、最近デュッセルドルフでも人気のあるボブスタイル。実は10年以上も前にも流行った時がありました。僕らは10年以上も「前のボブ」と、「今のボブ」の違いは何かを知るだけで、できちゃうわけで、最初からカットラインや展開図を開いて研究する必要はないわけです。

いつも勉強してないとダメってことですね。。。